<冒頭100字>
私、見たんです。
歪な女の子。いや、全く反対に歪みの一つも見られない
…?……?
真黒な水たまりの 広がる波紋 彼女の足取りを 彼女に代わって示す
『私、見たんです。』
ハイブランドのビビッドなロングスカートを
飾った、
<コメント>
KUROSUISEN
タオ様 感受性の豊かな方とお見受けしました。研ぎ澄まされた感性で生きることは時に耐えがたいものかとは思います。恐がらないで。私にも踏み出す一歩が途方もなく困難だった記憶が有ります。
ラッパ吹きさん
私という主観的な存在と、「彼女」という客観的な存在が併走している感覚で、文学作品を読んでいる間、その両者がリレーしているように行ったり来たりしていました!歪んでいる?いや、歪んでいない。恐怖を味わう、味わわせる。私、彼女。見た、在った。僕の体は、ジェットコースターに乗っているように上下左右に揺さぶられました。スリリングでした!
ひかもり
詩は、具体的な状況がわからなくても、いろいろな解釈や想像力が膨らませる、という楽しみ方がありますね。
私が何を見たのか、彼女は誰なのか。それは私なのかもしれないし、違うかもしれない。
美を現す描写から唐突に現れる「死」と「恐怖」
その世界観のヒントはタイトルの「磁性地球」にあるのかもしれません。
他の作品も読んでみたいと思いました。
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