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作品36 引きこもりオピニオン(ペンネーム:水岸)へのコメント(3件)

<冒頭100字>

人間は群れを作り、群れの曖昧(あいまい)な基準から外れた者や何か劣っている者を精神的、肉体的、社会的に徹底的に追い詰め優越感を得る。

 

殆(ほとん)ど人は群れの中で周囲の意見に同調し、たとえそれが悪事だと

<コメント>

KUROSUISEN

引きこもりの、一つのパターンの何たるかが、克明に語られていて、納得しやすかったです。才能のお有りの方だと思います。生きることの重圧に負けないで欲しいと、切に切に、願って已みません。

 

SAMEGAI

「うつ病」と診断されるまでの経過や、その前後の「息苦しさ」「吐き気」などの体験が一人称的視点から描かれていて興味深かった。冒頭の社会についての考察は、作品としてみた場合は蛇足に感じるが、率直な心情吐露としては価値があるものかもしれない。
次回作にも期待しています。

 

ラッパ吹きさん

電車に乗っていると、多くの人たちがスマホに興じています(車内中央から向こうを見渡すと、みんな同じ格好なので、RPGのダンジョンの両脇に座している像のような印象です)。きっと、その中の少なくない人たちが、日々仮面をかぶり、社会の理不尽に耐え、スマホゲームに現実逃避をしているのかもしれませんね。群れからはぐれた弱者を精神的に追い詰める行為は、多くの場合無意識に行っている印象です。本作品を読み、日本社会のあり方を色々考えさせられました。

 

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