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作品紹介(作品21〜作品30)

主催者の独断と偏見に基づき作品を紹介しています。参考にしてみてください。

21 植物羊の命

ペンネーム:萩本あさひ

植物羊とは何か。 これは比喩ではなくそういう生命体の話。 SF的要素を盛り込みつつ、命とは生きるとは何かを正面から問う。 植物羊の命に正面から向き合ってみてほしい。

応募作品21

22 漂流船

ペンネーム:市宮はじめ

SF。一読して状況がわからない。そして、読者は漂流する。 主人公と読者がシンクロする。してしまう。 もう一度読むと別の味わい。 二度美味しい作品。

応募作品22

23 僕の底つき

ペンネーム:ワタル

底つき体験を、詩的に表現した作品。 相反する言葉の組み合わせが心の葛藤を表現している。 「僕の」底つき、と書いてはあるが、誰にも響きうる普遍性を持っている。

応募作品23

24 未来への一歩

ペンネーム:リラックマ

素直な気持ちが丁寧な言葉で綴られる。 体験談の中に、読者に伝えたいであろう気持ちが込められている。 引きこもりの人だけでなく、誰にも暖かく感じられる文章。

応募作品24

25 「生体鉱物」

ペンネーム:丸真 印

「生体鉱物」というタイトルの硬い響きとは裏腹に、口語的な詩。 しかし、表現されているのはタイトル通りの内容。 性別を超越した趣き。

応募作品25

26 君がタヒんだ後の祀り

ペンネーム:清音凜

正体不明の登場人物が不可思議な行動、発言を繰り返す。 現実世界の話か夢の話か。 恐れか願望か。 君とは自分のことだろう。 解釈はご自身で。

応募作品26

27 蛇と龍

ペンネーム:うる次郎

希死念慮、自殺企図。 闇をまとって光の中を死に向かう。 しかし、その果てに見えたものとは。 衝撃のラスト。 いや、これも予定調和だったのかもしれない。

応募作品27

28 籠闘

ペンネーム:コースケ

小品の連作。 シュールで斬新な設定。しかし、現実的でもある。 短いながら予想できない展開。 痛快か理解不能か。 感性が問われる。ご一読を。

応募作品28

29 ひきこもりは労働環境問題

ペンネーム:公園化

正面からの引きこもり論、社会評論。 引きこもりをどう捉えてどう扱うべきか。 いや、引きこもりでない人をどう扱うべきか。 ともに労働環境問題である。

応募作品29

30 王子様を探すひきこもり姫の末路

ペンネーム:襟田麻衣

メルヘンチックな出だし。からのリアリティ。 悲惨な現実。そこからの再出発。 メルヘンが回帰する希望。 巧みな構成に翻弄され魅了される。

応募作品30

 

 

 

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