3.8メートルの悲しみ
ペンネーム:喜久井ヤシン
ヨルヒコ君は、6歳で突然、3.8メートルになった。
それはやっぱり、大きすぎる。
背が高くなったわけではない。
子どものサイズの、4頭身くらいのまま、まるごと大きくなっていた。
大きな頭に、大きな目だ。
胴体はベッ
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ペンネーム:喜久井ヤシン
ヨルヒコ君は、6歳で突然、3.8メートルになった。
それはやっぱり、大きすぎる。
背が高くなったわけではない。
子どものサイズの、4頭身くらいのまま、まるごと大きくなっていた。
大きな頭に、大きな目だ。
胴体はベッ
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主人公の取り戻せないモノを喪失とした感覚が伝わってきました。
Permalink最初の1行が印象的でした。そして、最後の1行で「ふーん」とうなってしまいました。
文章全体を「3.8メートル」が貫いているんですね。
どんなに大人になっても、きれいに着飾っても、「心」といものは変われない、ということでしょうか。
Permalink導く人がいなければ悲しみは小さくならない、そういう物語だと受け止めました。悲しい…
Permalinkこの作品はアイデアが抜群にいいと思いました。