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応募作品31

誰もが少し間違える

ペンネーム:まるまるさん

高校を中退して十年ほど引きこもっていたある日、私は精神科医から発達障害の診断を受けた。

その時は、実に奇妙な感じがしたものだった。

「普通の人たち」には、あの時の私の感覚は決してわかるまい。

 

小学校では(特




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Opinions

  1. Post comment

    当事者の体験が、その体験との適度な距離をたもって、良くかけていると思う。
    「Cさんだって少し間違えてましたよね、って言いたい」という結論に、個人的には違和感を感じる。しかしだからこそ、当事者独特の認識が描き出されているようにも感じる。
    次回作にも期待しています。

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  2. Post comment

    自分の人生にとっても参考になりました!我々は、日常的に「ふつーに考えて、**だよね」とか「どう考えても、**だよね」といった話し方をしがちです。それも、少し間違えているかもしれない。そう考えれば、「相手はどう考えているのだろう?」と思いながら話ができるようになるのかな、と思いました。・・・と言いつつも、簡単なことではないですけどね汗

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  3. Post comment

    引きこもりの辛さと体験談、 精神疾患や差別の話かと思って真面目に読んでたら、いつの間にか恋愛モノになっていた。
    ていうか、失恋した話に未練タラタラ、いろいろ理屈こねて書いてるだけじゃないか。読んで損したぜ!
    とニヤニヤしてしまいました。
    そこも含めて、引きこもりや精神疾患のリアルな感情、生活、と真面目に捉えることも出来ますが、単純に面白かったです。
    良い話でした。

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  4. Post comment

    支援を求めている方には、必要な配慮がなされるのが良いのでしょうが、本来、それは発達障害であっても「普通の人たち」であっても、何も変わるところがないことなのでしょう。障害の有無に限らず、誰もが少し間違える。間違える部分の取り上げ方、着眼点がおもしろいと思いました。

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  5. Post comment

    読んでいると人に大しての行動や発言は
    いかになかなか難しいものであるか考えさせられます。それを何の苦もなくさらっとやってしまう人もいれば、あーでもないこーでもないとさんざん考えてしまう人もいるでしょう。
    何も考えず言葉を発して後から後悔なんてこともよくあったりもします。この方の細やかな観察眼や人と自分の正誤への考え方には共感が湧きますし、竹を割ったようにはっきりさせたい感じも分かります。
    ただ、それだけが全てじゃない白黒つける必要がない時もあるなーとも思います。

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