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応募作品83

視視累々

ペンネーム:直系卑属2親等

人の目に監視カメラが付けられて半年が経った。

とはいえ、実際にカメラが内蔵されているわけではない。視神経にカフ型の電極アレイが巻きつけられているのだ。それが視神経を通る電気信号を読み取って映像化し、位置




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Opinions

  1. Post comment

    SF設定が、きちんと現在の現実的な苦悩を表すのにうまく機能していると思いました。
    オチの展開もだいたいは読めましたが、描写がうまくて良い読後感でした。
    個人的にバッドエンドには爽快感を感じてしまいます(笑)

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  2. Post comment

    監視社会の恐怖を見事に描写。近い将来、現実にありそうなレベルでのSF化も秀逸。まったくの空想とも思えずリアリティを感じた。
    視線恐怖症を抱えた自分と、世間一般の人々との形勢逆転=「疾患」と「正常」(と呼ばれるもの)が紙一重の関係にあって、いつひっくり返るか、分類が変わるか分からないという怖さも、巧みに表現できている。

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