きっとそれだけ<短編部門>
ペンネーム:さとう学
夢もない。希望もない。お金もなければ彼女もいない。僕は無職ひきこもり。人生の終わり。それが社会の理(ことわり)。そんな常識、お断り。普通になりたい。普通になれない。家は見えない監獄、外は地獄。僕はひき
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ペンネーム:さとう学
夢もない。希望もない。お金もなければ彼女もいない。僕は無職ひきこもり。人生の終わり。それが社会の理(ことわり)。そんな常識、お断り。普通になりたい。普通になれない。家は見えない監獄、外は地獄。僕はひき
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引きこもりラップ的作品。
リズム感良く、ユーモラスに韻が踏まれていて読んでいてとても心地良い。
無駄がなく、研ぎ澄まされた詩だと思いました。ダイレクトに心に響きました。
でも、ラストがバッドエンドな感じです。しかし、もし、自分の自死という決断が世界にとって「一日経てばみんな忘れる、きっとそれだけ。」のものでしかないのならば、生きてみるという決断をする事もそんなに重く難しい事ではないのではないか?自意識を軽くすることで生きやすくなるのでは?
という問いがこの詩から出されているように私には感じました。
Permalink短く韻を踏むことでクールさが感じられる一方で、「鏡の中の僕は、すごい形相。」などの表現に見られる激しさに生命の蠢きのようなものが感じられ、私は「怒り」を受け取った気がしています。
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