僕と先輩
ペンネーム:そうりゅう
ある静かな秋の夜。物の少ない部屋の中で、2人の男が話し合っていた。
「先輩」
「なんだ」
「なぜ、僕にかまうのです」
「さあ、なんでかな」
「なんでかなとはなんなのです」
「でも、お前困ってるんだろ?」
「それは、
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ペンネーム:そうりゅう
ある静かな秋の夜。物の少ない部屋の中で、2人の男が話し合っていた。
「先輩」
「なんだ」
「なぜ、僕にかまうのです」
「さあ、なんでかな」
「なんでかなとはなんなのです」
「でも、お前困ってるんだろ?」
「それは、
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ほぼ会話のみの展開でこのようなテーマが語られるのは斬新でした。
Permalink笑いの要素もあったり、設定もSF的要素が垣間見えたり、面白かったです。
それでいて、テーマは重く、そして救いのある話になっていて良かったです。
「先輩」は自分自身なのでしょうか。自分との対話。しかも、長々と対話していながら、堂々巡りで生産性はない(先輩との対話で、何かが解決したわけではない)。
Permalinkでも、自分の気持ちは少し楽になった。
「傾聴」の好例ですね。