王子様を探すひきこもり姫の末路
ペンネーム:–襟田麻衣
私は物心ついたときから、前世はお姫様だと思っている。
いつか素敵な王子様と結婚して、悠々自適な生活をするのだ。
仕事は? 専業主婦だって家事や育児があるでしょう?
はっきり言ってごめんだね。
仕事は旦那がすれば
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ペンネーム:–襟田麻衣
私は物心ついたときから、前世はお姫様だと思っている。
いつか素敵な王子様と結婚して、悠々自適な生活をするのだ。
仕事は? 専業主婦だって家事や育児があるでしょう?
はっきり言ってごめんだね。
仕事は旦那がすれば
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この小説に出てきた「賢介」は、昨今よく見られる「悪徳な引きこもり支援業者」みたいに見えました。盲目的な引きこもり者に対し甘い言葉や励ましの言葉をかけ、施設に入った途端様相が変わる、みたいな。日常の社会でも、盲目的な人はしばしば騙されてしまいます。「騙されてしまう方が悪い」という価値観では、寂しい社会ですよね。
Permalinkメルヘンチックで非現実的な理想、その通りに進む現実の話。のようなフィクション。
Permalinkと、思ったら逆に現れるリアリティ。実在する悲惨な現実。
そこからの再出発。
ここで前半のメルヘンが回帰して全体を包むことで、気持ちが少し和らぐように希望が用意されている。
巧みな構成で楽しませてもらいました。