主催者の独断と偏見に基づき作品を紹介しています。参考にしてみてください。
51 生命賛歌
ペンネーム:うさみん
ジャンルは…遺書。 文学に新たなジャンルが加えられた。 そのキッカケを作ってしまったのは「引きこもり文学大賞」 これをキッカケに遺書を書いたのだという。 作者がどうなったかは…知らない。
52 戦火
ペンネーム:ガラパゴス子
精神科医が語るノンフィクション的小説。 「ところで先生は、ゴルゴダの丘をご存じですか?」 そこから静かに進む物語。 と急転直下の結末。 これは現実なのかもしれない。
53 ひきこもり気質「B面」のすべて
ペンネーム:ぶひ子
一人語り。徹頭徹尾しゃべりかけられているような作品。 軽妙な語り口。 語尾まで聞こえてくるよう。 ある意味ヒップホップ。 とめどなく流れるライム。 聴け。 このB面を。
54 僕がひきこもりになる経緯と回復
ペンネーム:せい
タイトル通りのストレートな体験談。 回復までが描かれるのが嬉しい。 作者の誠実さが伝わってくる。 当事者からは共感が。 支援者からは理解が。 間違いなく得られる作品。
55 ひきこもりと世間について
ペンネーム:無為之介
直球の引きこもり評論 まさに「ひきこもりと世間についての話」 地獄への道は善意で舗装されている。 重要なのは「物語」 語ることよりも大事なことがある。 それは何か。
56 開き直りの季節
ペンネーム:にんたろう
体験談 しかし、物理的にはではなく心理的な引きこもりの体験。 そんなとき訪れたのが「開き直りの季節」 作品の中でも現れる季節。 後半のドライブ感に刮目せよ。
57 短歌集
ペンネーム:加藤 太輝
タイトル通り短歌集である。 全6首。口語的で非常にわかりやすい歌が揃っている。 穏やかに心情を綴ったものが多いが、その奥に激しさを持っているのが垣間見える歌も。
58 そして彼はいなくなった…?
ペンネーム:荒野
体験談。 というよりは回想録。 昔を思い出して、その当時の自分のことが恥ずかしくなってたまらない気持ちになることは誰でも経験したことがあるだろう。 それである。
59 縁側の話
ペンネーム:トクト悠
エッセイ。 縁側について思いを馳せながら、いろいろなことを考える。 ゆったりとした文体、静かで落ち着いた描写。 まさに縁側。 「縁側の話」
60 空を飛ぶのにうってつけの日
ペンネーム:武内 一馬
ある屋上での二人の会話。 通底する希死念慮。理解されない感情。 風が本のページをめくる。 「ライ麦畑でつかまえて」 を読んだことはありますか?
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